アナル刺激で潮吹き! 極エロのアナル作品を鑑賞する

皆さんはアナルセックスについて、どんなイメージをお持ちだろうか。
アブノーマル。チャレンジしてみたい。中に出しても妊娠の心配がない。日常的にやっている。アナルセックスのあるAVしか見ない。
いろいろなイメージがあると思う。今回は、最近私が気になったアナルセックスがメインのAVを取り上げながら、アナルセックスについて語っていきたい。
まず、私が気になったAVとは、以下の作品だ。
タイトルにもあるが、清楚で透明感のある美女が、アナルやマンコを貫通されたばかりか、アナル刺激で潮まで吹いてしまうハードな内容だ。
ちなみに出演女優・十川ありさ(とがわありさ)は、2024年5月にデビューしたばかりの新人で、本作でアナル姦を初解禁。アナル処女とのこと。
アナル処女を奪われたうえに、アナル姦で感じてしまい、さらにはアナルとマンコの二穴同時貫通でも感じてしまう。アナル姦淫モノとしてはかなりハードだと思う。
アナル姦がメインの内容なので、ストーリー的なものはないが、十川が、アナルをいじられ徐々に感じていき、最後にはマンコにハメられながらアナルも塞がれることを切望する、エロ過ぎる展開になっている。
「こんなに清楚な美女のアナルはきっと清楚でおとなしめに違いない」
「アナル処女なのに大丈夫なのか?」
そんな思いを抱きつつ鑑賞をはじめたユーザーが、十川が感じていく様を目の当たりにして、
「感じてるのはいいとしても、デカチンでどこまでアナルが広げられているか心配」
「アナル処女なのに、こんなに感じているギャップがエロ過ぎる!」
と内容に引き込まれていく。私もそうだった。
アナルセックス作品には必ずマンコセックスがある!

十川は、アナル愛撫されながらマンコから潮を吹いているわけで、「アナルとマンコの快感が連動!? よくわからんがとにかくヒワイ過ぎる!」と大興奮の120分だった。
十川のプロフィールを見ると、身長150センチ。どちらかというと小柄な部類の女優だ。アナルやマンコだって当然小ぶりだろう。そんな彼女のアナルが、撮影後に元の状態に戻るのかどうか心配になってしまう。
「アナル処女なのでキツいに違いない。デカチンを挿入されると必要以上に拡張されてヒドいことになる」
そんな先入観があるため、広がったアナルがキチンと縮むのか、他人事ながら不安になるし、二穴で感じる彼女を見て余計に興奮させられるというわけだ。
つまり、アナルセックスは、そのような背徳感が興奮を増大させる働きをしているともいえる。
では、多くのユーザーが、背徳感が原動力となりアナル作品を見ているのかといえば、かならずしもそうではないと思っている。
私自身の動機が、背徳感だけではないからだ。
ちなみに背徳感を具体的に説明すると、普段とは違うアブノーマルなプレイに興じることで生じる類いのものといってもいい。
AVだと自身がプレイするのではなく、鑑賞する側なので、アブノーマルなプレイが展開するのを目の当たりにする背徳感というところだろうか。

(CAP)苦悶と快感が同居する表情に興奮を誘われる。
私がアナル作品を見る動機は、背徳感だけではないと書いた。ではほかに何があるのかといえば〝お得感〟だ。
ここでいう、お得感を簡単に説明すると、商店街の中にある個人経営の総菜屋で複数のオカズを買ったとき、コロッケを1個おまけで付けてくれた感覚に近い。
大型スーパーマーケットが全国展開している昨今は、地域の商店街が壊滅し、おまけを付けてくれるお店も消滅してしまった。いま思うと、昭和の良き慣習のひとつではなかったか。
大手のスーパーでたくさん買っても、当たり前だがおまけを付けてくれることはない。そういうシステムだから仕方がないのはわかっているが、当時は、まさか〝おまけ〟に懐かしさを感じるとは思ってもみなかった。
そのためか、私がアナル作品に思いを馳せるとき、昭和の懐かしき風景が頭に思い浮かぶ。
私が何をいわんとしたいのか、もうすこし丁寧に説明すると、アナル作品にはアナルセックスがあるのはもちろんだが、かならずマンコセックスもある。
アナルセックス作品と、マンコセックス作品、たとえば120分、同じ時間鑑賞するなら、アナルセックス作品を見たほうが〝お得〟だ。なぜなら、マンコセックス作品にはアナルセックスはないが、アナルセックス作品にはかならずマンコセックスがあるからだ。
私が貧乏性なのか、昭和脳過ぎるのかはわからないが、私がアナル作品を鑑賞するいちばんの動機は、アブノーマルセックスへの背徳感ではなくてお得感だ。
海外のハードコア作品で、アナルセックスだけの内容のものがあるが、国内産のAVでは、アナルセックスだけの作品は、たとえばアナル作品を寄せ集めたダイジェスト版くらいしかないのではないだろうか。
レンタルビデオ店のダビングサービスと「ゆかりの肛門初体験」

ところで、私が学生のころ、アダルトビデオが普及しはじめた。全国に続々とレンタルビデオ店がオープンもしていた。
たしか1984年ごろだったと思うが、私の自宅にはベータのビデオデッキがあった。
しかし、テレビは一台しかないため、アダルトビデオを大っぴらに見ることはできなかった。両親やほかの家族が留守のときならば、見ることができるのだが、たとえば一泊二日アダルトビデオをレンタルしたとして、二日の間にチャンスがあるかどうかわからない。
最悪の場合、チャンスがないまま返却という事態にもなりかねない。
当時の私のような、〝レンタルビデオ難民〟のためを思ってか、当時のレンタルビデオ店の一部には、ダビングサービスなるものがあった。
客が持ち込んだビデオテープに、希望の作品をダビングして、当日または後日渡してくれるというものだ。
当時、レンタルレコード店もあり、そこでレンタルされたレコードは客が自宅でテープにダビングする。つまり、レンタルレコード店を利用する客は、欲しいレコードを買わずにレンタルすることができる。
このことが、レコード会社とアーティストの利益を損ねているとかいう理由で、たしか裁判にもなっていたように記憶している。
しかし、そんななか、当時のレンタルビデオ店は比較的堂々とダビングサービスをおこなっていた。ビデオデッキはまだ高価だったので、自宅に二台も持っている人はごく稀だったこともあり、お店でダビングサービスをやっていたということだ。
話を戻すと、私はダビングサービスを使って、気になっていた作品をベータテープにダビングしてもらった。
それが、竹下ゆかり出演「ゆかりの肛門初体験」だ。ネットで調べてみると、ZAPPAというメーカーからリリースされた作品だということがあらためてわかった。
VHSビデオを扱うとあるショップのサイトの情報によると、ビデ倫審査以前の貴重なビデオとのこと。
ビデ倫を通していないインディーズ作品は、全国的な流通には乗らないがビデ倫通過ビデオにくらべてボカシが甘く、私は当時、無審査の作品ばかりを好んでレンタルしていた。
とはいえ、いまのインディーズ作品とくらべたら、80年代当時のインディーズといえどもボカシは目立つ。ボカシの進化というか進歩も隔絶の感がある。

当時の私は、各種エロ本で、竹下ゆかりのことは知っていた。たしかテレビの深夜番組にも出演していて、アダルトビデオのアイドルとして扱われていた。
ルックスが良い女優たちがアダルトビデオに参入しはじめたころで、彼女らの存在が、新興メディアであるアダルトビデオの注目度を一気に押し上げたと思っている。
私は、「ゆかりの肛門初体験」というタイトルから、アナルセックスがあると思ったのと同時に、マンコセックスも当然あるから〝お得〟と思ったことを記憶している。
内容をいま思い出してみると、マンコセックス1回、アナルセックス1回というもので、いまのAVと比較するとプレイはとてもソフトなものだった。
しかし、当時の私は、バックで肛門にチンポを挿入されたゆかりちゃんが、シーツを手で強くつかんで反応する姿にすさまじく興奮したことを覚えている。
たしか2000年代に出た女優に関するムック本で、マンコセックスもアナルセックスも疑似だということが書かれていて、それを読んだ私は、多少複雑な気持ちがあったものの、騙された! 当時出した精液を返せ! とは思わずに、ゆかりちゃんの肛門が無事で良かったと思ったものだ。
アナルセックスはもはや定番メニュー!

(CAP)ぽっかりと広がったアナルはドエロ過ぎて指を入れたくなる。
ふたたび、冒頭に挙げた作品(「透明感抜群の柔肌美女 初アナルSEX二穴絶頂! 驚く程に真っ白い肌で感度抜群。丸の内OL系美女のギャップたっぷりアナル姦(ハート)まさかのアナル愛撫で潮吹き絶頂! 十川ありさ」)の話に戻るが、
本作では、アナルセックスが内容の中心となっている。先にも書いたが、十川がアナルをチンポで埋められて、マンコにも挿入して欲しいと懇願することを思えば、アナルがメインということがよくわかる。
私はずっと、アナルセックスがある作品は、マンコセックスのおまけでアナルセックスがあると思い込んでいたのだが、令和のいま、そうではないらしい。というか、ずっと以前からそうだったのだろう。
昭和オヤジの私は、バブル世代でもあるのだが、バブルのころは物質的な豊かさが価値あるものと思われていた。
安価な車よりも高価な車を持っているほうが精神的に満たされるし、近所の中華食堂でラーメンとギョーザを食べるよりも、都心のフレンチレストランで食事するほうが精神的満足度が高いと思われていた。
そんな価値観はいまでももちろん存在するだろうが、たとえばデートのとき、代金を割り勘にするか男性が払うかで論争になる、令和の若者にとっては、高級フレンチは単なる無駄遣いにしか映らないだろう。
そのため、「アナルセックス作品はお得」という私の意見は理解できないに違いない。

アダルトビデオ黎明期の作品から見てきた私は、本作のアナル作品のAVを含めて思うのは、プレイメニューが多すぎて興奮しっ放しということだ。
それは良いことに違いない。
黎明期のアダルトビデオでは、ルックスの良い女の子が疑似セックスをするだけでユーザーは満足だった。時代を経て、アダルト作品が量産されてくると、プレイはよりハードに、女の子はより可愛く美人になってくる。ユーザーがそれを求めているからだ。
かくして、現状は、おまけ扱いだと思っていたアナルセックスが、必然となってしまっていると思っている。
アナルセックスを解禁していない人気女優も少なくないが、本人がやりたくないのか、固定ファンが望んでいないと制作側が思い込んでいるのか、はたまた、プロデュース的に時期を探っているのかはわからないが、
いずれにしても、アナルセックスはプレイメニューのひとつとなっている。
AVで当たり前のようにアナルセックスがおこなわれれば、それを見るユーザーや一般の人々の、アナルセックスへのハードルも当然低くなるだろう。
アナルセックスに挑戦する素人カップルがたくさん出現しても不思議ではないし、私が知らないだけで素人界隈ではもう定番になっているのかもしれない。
可能性はかなり低いが、もしも私にアナルセックスの機会がおとずれたとしても、挿入する動機は先述のように背徳感ではない。穴があれば全部、とりあえず味見してみたいという昭和的な思いが根底にあることを述べて締めくくらせてもらおうと思う。