すぐ隣にあるスケベな裏社会 ~温泉盗撮師に聞く「盗撮は男の〇〇〇だね」~

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優れた盗撮映像は先の展開が読めない

ここだけの話、じつは私は温泉盗撮の映像が大好きだ。もちろん女風呂だ。

理由はいろいろある。素人の女性の裸を見ることができるのは大前提として、女性たちはまわりが同性ばかりなので無防備になることも大好きな理由だ。

大胆な行動をとってしまったり、こっけいなポーズで足の裏を洗ったり、股間周辺を洗うなど、映像を見る側は、禁断の空間に入り込んだ気持ちがとても強くなりすさまじく興奮する。

女性の素の姿を堪能できる興奮ははかり知れないかも

私は若いころからアダルトビデオをそこそこ見てきた。何度も何度もみているうちにあることに気がつく。

どこのメーカーのアダルトビデオも映像の展開はほとんど同じということだ。いわゆる〝単体モノ〟と呼ばれている映像を思い浮かべて欲しい。

最初にインタビューや自己紹介があって、そのあと男優が登場。その前にオナニーシーンがあるかもしれない。

それはともかく男優が登場してからは、クンニを含めた愛撫を経てフェラ、そして本番という流れだ。そして男優がどこに射精するかもほとんど同じで、顔、マンコ内、下腹部とか、あまり選択肢がない。

インディーズメーカーが覇権を握って以降は、いわゆる〝企画モノ〟と呼ばれる映像も多数リリースされている。企画モノは単体モノとは違い、かならずしも展開は同じではない。しかし、企画モノもシリーズ化されており、ひとつひとつの作品は、ほとんど同じ枠組みのなかで展開されている。

強引にいってしまうと、出演モデルが違っているだけで、あとはほぼ同じだ。モデルよりも圧倒的に数が少ない男優も同じ場合は少なくないだろう。

パターン化しているといえば聞こえは悪いが、良い表現をつかうと、しっかりとした様式美が形成されているともいえる。

様式美というと、歌舞伎や能など伝統芸能を思い浮かべるのだが、ほとんどの人は歌舞伎や能に縁がなく、かりに観賞したとして退屈に映るだろう。

アダルトビデオが生まれて40年弱経つだろうか。私はある種の様式美を感じざるを得ない。つまり、パターンが細部まで決まっている伝統芸能を見せられてるようで、見れば見るほど退屈してしまうこともしばしばだ。

エロのユーザーは保守的で変則的な展開を嫌うという話を聞いたことがある。

そうだとすると、パターン化しているのは決して悪いわけではなく、ユーザーは安心して映像を楽しむことができるともいえる。

そのうえで、毎回違うモデルを追いかけるのが正しいユーザーの姿勢かもしれない。

洗い場で無防備になる女性は素晴らしい被写体

前置きがとても長くなってしまったが、盗撮映像のなにに惹かれるのかを説明したいがためのことなので、もうすこしお付き合いいただきたい。

私は正しいユーザーではないため、様式美と化した映像から喜びを見いだすことができない。アダルト映像に、先がわからない展開、モデルの予想だにしない反応などを期待しているからだ。

そんななか、私が唯一退屈を感じなかった映像があった。それが温泉を含めた各種の盗撮だ。

たとえば、女盗撮師が撮影した洗い場の映像の場合、次々と被写体が現れてくる。その様子は目を離すことができない。手前の女性の背後にいる女性にいつフォーカスがあたるかもしれないし、手前の女性がいつ股間を洗い始めるかもしれない。

さらにいうと、いきなり立ち上がり、マン毛をカミソリで整えることだってある。先がわからない、予測不能な展開。盗撮映像は、私が望むものをすべて満たしている。本物映像の場合は、リアル感も興奮を増してくれる。

ある映像で、スーパー銭湯らしき洗い場に、外人ギャルの集団が入ってきて賑やかに身体を洗いだしたときは、「外人」「集団」という、私の想像をはるかに超えたエロ展開に狂喜したものだ。

盗撮映像がまだめずらしいころはヤラセの映像が少なくなかったが、本物の映像とくらべると緊張感がまったく違うので、すぐに偽物とわかる。偽物には興奮を感じない。

盗撮師K氏が語る~「露天風呂は必ず外から覗けるんだよ」~

さて、私の〝盗撮愛〟がみなさんに伝わったと思うが、今回はここから、かつて盗撮師として活躍していたという人物のK氏に登場してもらい、当時の盗撮事情を大いに語ってもらった。とても興味深い話が聞けたので、今回掲載した次第だ。

「オレの場合は、完全に仕事だったね。というか副業だな。もともと外車のセールスやってたんだけど、お客さんのなかに盗撮マニアっていうの? そういう類いの人がいてさ。その人はインディーズの盗撮ビデオを大量にストックしてるみたいな話をしてた。

それから、その人がよく『盗撮は男のロマンだ』って言ってたけど、マニアならではの発言だよね。オレにはピンとこなかったけどね。それよりもオレが興味を持ったのは、盗撮映像をインディーズメーカーが買い取りしてくれるって話のほうだった。

オレ、学生のころに映画研究会に入っててさ。ちょっと興味があったから、自分でも撮ってみようかなと思ったのがきっかけだね。だけど、盗撮なんてやったことないからさあ。最初は露天風呂に自分が入りに行くところからはじめたよ。

そうするとさあ、露天風呂って全国どこでも外から覗くことができることに気がついたんだよ。まあそうだよな。そうじゃないと温泉に入りながら外の景色を眺められないもんな。それからは各地行ったね。近場からはじまって、遠方にまで足をのばしてさ。完全な温泉マニアさ。

絶景の露天風呂は心身が癒される最高の時間なのだが…

普通は温泉の泉質はとか、どんな景色が見られるとかをいちばんに考えるんだけど、オレの場合は、盗撮できるかどうかの下見だった。それから三か月くらいかけて盗撮したかなあ。

カメラもブレブレで被写体も遠い。いまみると散々な内容だよ。だけど、当時はまだ作品数がそんなに多くなくて、映像をいくつかメーカーに買い取ってもらったとき、えらく高くてびっくりしたよ。で、買い取りしてくれた金で望遠レンズとか良い機材揃えてさ。今度は遠くから狙える温泉に行くみたいな具合だった。

スチールカメラは、ちょうどデジカメが主流になってきたころかな。ビデオカメラも小型化が進んでてあと、性能も飛躍的にアップしてたから、素人同然のオレでもきちんとした映像が撮れたよ。

男なら誰でもそうだと思うんだけど、女の裸を見るとテンションあがるじゃない? だから盗撮してるときも興奮してというか、ムチャクチャ楽しかったね。見つかる可能性もあるけど、その緊張感と興奮がすごくて、副業をやってるって感覚じゃなかったな。」

温泉に入る行為がまさかエンタテイメント化するなんて……

女盗撮師の登場はK氏曰く〝盗撮革命〟

前項で語ってくれたK氏の話はまだ続くが、ここでK氏の簡単なプロフィールと活動時期をおさらいしておこう。K氏は自分で語っているように外車のセールスマンだった。

1990年代後半に就職して数年後には盗撮映像を売り込む副業をはじめていたという。そして2000年以降は、小規模で秘密裡ながらそっち系の会社を立ち上げる。表向きは映像制作。しかしやっていることは盗撮だった。

そんななか、ひとつの温泉洗い場盗撮映像を見て衝撃を受けたという。その映像は被写体が真横から盗撮されていた。これまでの盗撮ではありえない構図。もちろん撮影者は男ではなく女だ。

露天風呂を含めた湯船盗撮の場合は、どうしても外側からの盗撮になる。望遠レンズの性能がいいとしても、やはり限界はある。臨場感と緊張感はあるものの、被写体が遠いのが難点だ。

というよりも、盗撮映像はそれが当たり前だった。その見えないカベを突破したのが女盗撮師だった。

「いやあ、女が撮影した洗い場の映像には度肝を抜かれたよ。あんなのはありえなかった。ヤラセじゃないしね。それにこれまでは、洗い場盗撮も外からの撮影が限界だったし、それが当たり前だと思ってたんだ。

それが女盗撮師の手にかかれば、至近距離での盗撮が可能ってわけさ。オレたちの業界ではカッコよく〝盗撮革命〟っていってるね。

隣にいたおばさんが実は女盗撮師!

これはオレもやらねばと思って、女性スタッフを募集したんだよ。だけどさあ、温泉施設でちょっとカメラまわすだけっていってもなかなか集まらなくてね。結局知り合いのツテを頼って来てもらうことになるんだけどね。

その人は50代だったかな。どっから見ても普通のおばさんだったね。まあ、それはいいんだけど、カメラが見つかるとアウトだから、そのあたりはほんと気をつけてもらったね。小物入れとか洗面器のなかにカメラを入れて、それをタオルで包んだりしてさ。

事務所で何度かシミュレーションやってみて、どの角度から見られてもバレない、OKみたいな。

あんま関係ないかもしれないけど、トイレ盗撮ってのもあるんだよ。そっちはやったことないけど、向学のためにってことで映像をいくつか見たことがあるね。当時の最新鋭はリモートカメラだった。リアルタイムで映像は送られてるから、最悪カメラが回収できなくてもいいんだよ。ほんと技術の進歩ってすごいよね。」

ベッドで見る裸体よりも盗撮裸体のほうに惹かれてしまう

女盗撮師が狙う被写体と男の好みのズレ?

当たり前だが温泉には様々なタイプの女性がいる

学生時代に映画研究会に入っていたからだろうか、盗撮師K氏の話は盗撮映像の映像美学みたいな話にまで及んだ。

「女盗撮師の登場で、風呂盗撮映像のユーザーも飛躍的に増えたと思うよ。インディーズメーカーがいうには売上は上り調子ってことだったから。オレが覚えている限りでは、露天風呂、洗い場、更衣室、場所別にいろいろリリースされてたな。

細分化が可能だったのは、女盗撮師のおかげざ。とはいっても、問題がないわけじゃなくてさ。やっぱり盗撮するのが女じゃない。だから、なんていうのかな、被写体を選ぶときに男の趣味とはちょっとズレるんだよね。たぶん『男はみんな巨乳が好きだろう』なんて思ってるからだと思うけど、結局はルックスによるじゃない。

だから、あとで映像を確認して、手前の巨乳じゃなくてその先の、あの巨乳だよ狙うのは……なんて悔しい思いもあったね。だけど、こればっかりは何度指導しても良くならなかった。

あとは、映すタイミングとか時間の問題かな。美女を狙って盗撮するのはいいんだけど、その美女をあんまり撮ってない段階で、もう次の美女にカメラが移るってのが、最初のころは多かったかな。たとえば、洗い場でいうと、おっ!これは!と思った美女だと、マニアは身体を洗うのを含めた全過程を見たいわけだよ。

たとえば髪の毛を洗うところまでね。もちろんそれには、すべて洗い終えたあとの動きも入るわけで。オレが覚えてるのは、アイドル顔の美少女が洗い終わって立ち上がり、自分でやってる美容の一環だろうな、脚とかウエストあたりを両手でつかんで揉みはじめたんだよ。

オレはもちろん大注目だよ。ところがカメラがそこで別の女にターンしてさ。おいおい!この続きを撮らないのはなんでだ! って気持ちになったね。まあ、盗撮のおばさんとしては、洗い終わったからもういいだろうとか、別の良い被写体を見つけたからって理由だろうけど」

ところでK氏は第一線からはすでに退いていて、いまはまったく別の仕事をしているという。

「いまは親戚の畑を手伝ってるんだ。気楽でいいよ。盗撮映像はたしかに儲かったけど、いまは取り締まりがかなり厳しくなってるしね。

それに、なんでもそうだろうけど、マニアックな関係のエロは、ユーザーが一定数しかいないんだよ。だから確実にペイできるけど、それ以上はあまり望めない。女盗撮師が登場したころがユーザー数も、作品数もピークだったんじゃないかな。このときは、マニアじゃなくて一般のエロユーザーも盗撮界隈に入ってきたと思ってる。

それから、一時期、加藤あいとか杉田かおるとかの温泉盗撮が出まわったじゃない? あのときは売上がすごかったみたいだよ。オレはインディーズメーカーに作品をおさめるだけだから、そこまで恩恵はなかったけど。

あれも、女盗撮師の手柄だよな。同じ湯船に入ってるんだから。あれ以降、メーカーから『芸能人の温泉スクープ撮ってこい』みたいなこと散々いわれたけど、オレは芸能記者じゃなくて単なる盗撮師だからさあ。実際に盗撮映像をじっくりみるとわかるけど、芸能人なんかよりもいい被写体がたくさんいるんだって気持ちだったね。」

ドル決済のクレジット払いはリスクあり!~温泉盗撮映像のヘビーユーザーの興味深いお話~

盗撮師K氏の話はこれで終わりだが、ここでもうひとりの人物に登場してもらおう。盗撮映像のヘビーなマニア・Tさんだ。Tさんは1990年代後半から盗撮映像にハマり、給料の大半を、当時リリースされていた盗撮ビデオに費やしたという自他ともに認めるヘビー級のマニアだ。とくに温泉盗撮がお気に入りだという。

2000年代に入ると、いわゆる海外配信のマニアサイトに登録し、いまでいうところのサブスクで大量の温泉盗撮映像を観賞&ダウンロードしたという。いまそのサイトは閉鎖されているため登録は解除されており、大量の温泉盗撮映像をすこしずつ観賞する毎日だとか。

「いまでも海外配信の盗撮サイトありますけどね。ボクがすでに持ってるやつの再編集版とかも多くて、いまいち入会したい気持ちがわかないんですよ。いまは、カメラ性能が向上したっていわれてた頃よりもはるかにカメラ性能があがっているので、できれば新作が見たいですね。

盗撮映像をみる醍醐味ですか……そうだなあ、ボクだけかもしれませんが、イイ女のだらしない部分とかを見ると興奮するんですよね。根底には、女はみんな澄ましてるけど、風呂に入ったらヘンな格好して、マンコやケツの穴とかも洗うんだろうという気持ちがあるのかな。

女の兄弟がいないのも関係あるかもしれないですね。でも驚いたのは、風呂でもマンコとか洗わない女がいるって盗撮映像をみて気がついたんです。これは大事件ですよ。『おい! マンコ洗えよ!』って画面に向かってツッコミました。」

なんと!マンコを洗わない女性が少なくない

T氏は相当なマニアなので、話がはじまると止まらない。そのため、すべての話を掲載するのは控えておくとして、とくに興味深い話だけを最後に掲載して彼の話を終えたいと思う。

「海外配信サイトが閉鎖されて三か月後でしたか。身に覚えのないクレジットカードの使用がわかったんです。クレジットカード会社のサイトにアクセスしてわかりました。

登録してるアカウントで、今月の使用分とか引き落とし予定額とか見れますから、ときどきチェックしてたんですが、大阪の家電量販店で大型テレビを購入した履歴があったんです。金額は30万円くらいでした。私は当時都内在住ですし、テレビを購入した覚えもない。さっそくクレジットカード会社に問い合わせましたよ。

そのときクレジットカード会社からいろいろ聞かれました。最近海外でクレジットカード使いましたかとか、海外のサイトでクレジット決済で買物しましたかとか。でもそんなことしていません。

そのとき唯一思い当たったのが、例の海外配信の盗撮サイトです。クレジット決済でドル払いでした。だけど、温泉盗撮の海外サイトに登録してましたなんていえませんよ、恥ずかしくて。オペレーター係は若い女性でしたし。

 それはともかく、私が買物したことになっている大阪の家電量販店利用は、実店舗じゃなくてネットの販売店でした。クレジットカードの番号だけで買物できるようです。それから、東京都豊島区のとある住所を言われて、心当たりがないかたずねられましたね。なんでもその住所当てに、私が購入したことになっている大型テレビが配送されていたということでした。

じつは私はそのとき同じ豊島区の住所に住んでいました。まあ偶然だと思いますが。それで、オペレーターの女性がいうには、同じような被害が多数報告されているとのことで、クレジットカードの不正利用ということで処理してくれることになりました。引き落とし前に気がついたので良かったです。今後は、その種のサイトはクレジットカードの使用はやめて、電子決済にしようと思いましたね。」

以上、今回は盗撮関連ということでふたりの方に登場してもらった。かなり興味深いお話が聞けたのではないだろうか。

現在、痴漢もそうだが、盗撮もかなり頻繁にニュース沙汰になっている印象だ。

小学校教諭とか警察官とかが盗撮カメラを仕掛けていた場合も少なくなく、社会的地位があっても魔がさすのは避けられないのだなと思う一方で、それらマニアの裾野の広さにあらためて驚いている。

K氏はマニアは一定数しかいないと話していたが、実際は増加傾向にあるのではないかと思ってしまう。

※本記事は、盗撮行為を助長するものではありません。あくまでフィクションのエンターテイメントとしての盗撮を取り扱っています。盗撮は重大な犯罪行為であり、被害者に深い精神的ダメージを与える可能性があります。自ら行うことは絶対にやめましょう。

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